LIKE HELL(ライクヘル) の和訳・意味 ラウドネスの楽曲

ラウドネスのアルバムTHUNDER IN THE EAST(サンダーインジイースト)の2曲目 LIKE HELLについての和訳を紹介します。

二井原実氏によれば、このアルバムはプラチナディスクをとったようですね~名盤。

Like hellの和訳

So many times I’ve been lost
何度も道に迷い

And blinded by the light
光に目がくらみ

Caught up in a maze
迷宮に囚われていた

Now I feel just like a wolf
今はまるで狼のように感じる

Who forgot how to fight
戦い方を忘れ

And frozen by the haze
霞に凍えている

I was a hungry mean beast
飢えた獰猛な獣だった

I’ll never be satisfied
決して満足することはなかった

Always looking for the next feast
次の獲物を求め続け

Wailing for the next ride
次の機会を叫び待つ

Like hell, I’m going to do it like hell
地獄のようにやってやる

Like hell, I’m going to rock you like hell
地獄のようにお前を揺さぶる

Like hell, I’m coming at you like hell
地獄のようにお前に襲いかかる

Like hell, I’m going to shock you like hell
地獄のようにお前を驚かせる

Just one more sip to ease my thirst
渇きを癒すためにもう一口

Another for the fire
炎を燃やすためにもう一杯

That’s all I need
それだけで十分だ

The time has come to break the spell
呪縛を解く時が来た

Or give in to desire
それとも欲望に屈するか

There ain’t no in between
その中間はない

No, I won’t stay and take it
いや、立ち止まりはしない

Get caught up, standing still
立ち尽くし捕らわれることもない

Looking for a way to shake it
振り払う方法を探し

Looking for the kill
決着をつける道を探す

Like hell, I’m going to do it like hell
地獄のようにやってやる

Like hell, I’m going to rock you like hell
地獄のようにお前を揺さぶる

Like hell, I’m coming at you like hell
地獄のようにお前に襲いかかる

Like hell, I’m going to shock you like hell
地獄のようにお前を驚かせる

No more hiding in the shadows
影に隠れるのはもうやめだ

Running from the fight
戦いから逃げることもない

No more crying when the wind blows
風が吹いても泣かない

Howling at the night
夜に向かって吠えるだけ

Like hell, I’m going to do it like hell
地獄のようにやってやる

Like hell, I’m going to rock you like hell
地獄のようにお前を揺さぶる

Like hell, I’m coming at you like hell
地獄のようにお前に襲いかかる

Like hell, I’m going to shock you like hell
地獄のようにお前を驚かせる

Like hellの意味や解釈・テーマについて

この歌詞は、闘争・覚醒・復活をテーマにしていると考えられます。
解釈
1. 迷いと葛藤(最初のパート)

最初の部分では、「何度も道に迷い」「光に目がくらみ」といったフレーズから、主人公が混乱し、方向性を見失っている状態が描かれています。
「迷宮に囚われていた」とあるように、まるで出口の見えない迷路にいるかのような感覚です。

また、「戦い方を忘れた狼」とあるのは、かつては戦い続けた存在だったが、今はその力を失っていることを示唆しています。これは、人生の中で挫折や迷いを経験し、自分の本質を見失ってしまった状態を象徴していると言えます。
2. 過去の自分と欲望(中盤)

「飢えた獰猛な獣だった」「決して満足することはなかった」というフレーズは、過去の主人公が絶えず何かを求め、闘争心を燃やしていたことを示しています。
しかし、それは一種の飢えや渇望の連続であり、満たされることのないループに陥っていたことも感じさせます。

「もう一口で渇きを癒し」「炎を燃やすためにもう一杯」とあるのは、欲望や衝動が完全に消えることはなく、むしろそれを満たそうとすることでさらに火がつくことを示唆しています。
3. 覚醒と決意(後半)

「呪縛を解く時が来た」「欲望に屈するか」
この部分は、主人公が運命を変えるべき瞬間に直面していることを表しています。「中間はない」と言い切ることで、どちらかを選ばなければならない、という決断の瞬間が強調されています。

さらに、「もう影に隠れることはない」「戦いから逃げることもない」といった表現は、主人公がもはや恐れず、真正面から立ち向かう覚悟を決めたことを表しています。
「夜に向かって吠える」というのは、狼が本能を取り戻し、力強く生きる決意をしたことの象徴とも取れます。
「Like Hell」の意味

サビで繰り返される「Like hell」は、単なる誇張表現ではなく、「何があってもやってやる!」という強い意志を示しています。
「地獄のようにやってやる」「衝撃を与えてやる」と、まるで魂を燃やすように覚悟を決めた叫びです。
まとめ

この歌詞は、過去に迷い、闘争心を失いかけた主人公が、もう一度覚醒し、戦いに立ち向かう決意を固めるストーリーになっています。
人生における挫折、欲望との葛藤、そして復活の瞬間が描かれており、エネルギッシュで力強いメッセージが込められています。

特に、「Like hell」のフレーズが繰り返されることで、ただの決意ではなく、激情と共に突き進む意志が強調されています。
まさに、「どんな困難があっても、俺はやってやる!」という魂の叫びのような楽曲ですね。